長湯温泉は大分県竹田市直入にある久住山麓に湧く温泉です。
飲んでも長湯して効果の高いといわれる長湯のお湯は、世界でも炭酸濃度の高さと効能で知られています。
泉質は含重炭酸土類泉で、基本的にどの施設でも源泉かけ流しを行っています。
炭酸が抜けやすい高温泉でありながら多量の炭酸が湯船に残っていることから1988年に花王が「日本一の炭酸泉」と命名しました。(※日本一という表現はあくまでも花王の命名です。)
【泉質】 含重炭酸土類泉、二酸化炭素泉・炭酸水素塩泉
【効能】
糖尿病・胃腸病・心臓病など。入湯のほかに飲泉も内臓系に効能が高いが、味は苦渋く、いかにも『胃腸に効きそう』に思われるが、鉄イオンも多いので、飲みすぎると胃炎や下痢を起こすこともある。皮膚に二酸化炭素の気泡がつくことにより断熱効果が発生し、体からの体温の放出が抑制され、保温効果が現れる。比較的温泉の温度が低いにもかかわらず、暖かく感じるのはこのためである。冷え症や下肢循環障害にも効果があるといわれています。